2015年12月13日日曜日

第18回 ニューリバーロードレースin八千代

ニューリバーロードレースin八千代、10マイルの部を59分43秒で完走。レース前にインタビューを受け、1時間切りを宣言してしまったため、達成するために必死で走りました…。




レース前


これまでフルとハーフのレースばかり走っていましたが、近くで開催されているため、せっかくの機会なのでスピード練習として10マイルの部(16.09km)にエントリーしました。

3週間前のつくばで2時間50分切りを達成し、1月の勝田で次のステップに進むための練習の一部と考えていたため、前日はクラブの練習会でクロカンを走って疲労を残した状態で当日を迎えました。

会場に到着し、メイン会場でナンバーカードを受け取ります。会場の様子を記録するために写真を撮っていると、突然前からはまちさんが現れました。完全に油断していたのでびっくりです。写真に入ろうとしたと言っていましたが、写っていたらここで晒すことになるところでした。

メイン会場。次の瞬間、前から突然はまちさんが現れる。

会場には八千代市のゆるキャラ「やっち」が歩いていました。鳥なのに耳がありますが、そういえば普通の鳥に耳はなかったことに気付きました。

やっち発見!

10マイルの部より先に10kmの部が9時15分にスタートするので見送りました。雨の予報でしたが、この時点ではまだ降っていません。スタート前に、司会のお姉さんが先頭に並んでいる人にインタビューしていました。

10kmのスタート前。先頭の人をインタビューしているお姉さんは、この後…。

10kmの部がスタートして少しすると雨が降ってきました。つくばマラソンでは先頭のほうに並んだら最初からいいペースで走れたこと、また昨年の上位層の記録を見ると10~20位くらいでゴールできそうだったので、まだ10マイルの部の人が数人しか並んでいないうちから先頭に並び始めました。

やがて列には人が増えてきます。スタートが近づいてくると、先ほど10kmの部でインタビューしていたお姉さんが、再びインタビューする人を探しています。…なんと、私のところに来てしまいました。

お姉さん「調子はどうですか?」
(昨日クロカン走って疲れてるしな…)まずまずですね。」
お姉さん「今日はどれくらいで走るつもりですか?」
(あまり遅いタイムを答えると、こいつそんなに遅いのに先頭に並んでるのかよと周りの人に思われそうだな…うーん)1時間切るくらいを目指します!」

…と、勢いで答えてしまいました。

スタート直前にゲストランナーで気象予報士の平井信行さんが列に入ります。近かったので話しかけてきてくれました。「この大会は今回初めて走るんですよ」と言うと、「最初に下りがあってあとはフラットなので記録が出やすいですよ」と教えてくれました。



レース展開


0km~5km 18:12 (3:38/km)

1km 3:30
2km 3:37
3km 3:41
4km 3:47
5km 3:38

10時05分に10マイルの部がスタート。先頭に並んでいたので、初めてスタートロスなしで号砲と同時に走り始めます。 先頭集団のスピートは速いですが、着いていくのが無理というほどには感じなかったので、少しずつ遅れながら着いていきました。

1km過ぎで下り始め、2km手前で登り始めるので少しペースを落としました。 3km手前から再び下り始め、新川沿いに出ると後は川沿いのフラットな道が続きます。

いったん川を渡って3kmを過ぎると、最初にとばしすぎてほとんど足が残っていません。…あと13kmですが、ちょうどフルマラソン29km地点くらいの疲れ方でした。

5km~10km 18:48 (3:46/km)

6km 3:47
7km 3:49
8km 3:39
9km 3:44
10km 3:50

既に足の力はピークを過ぎており、ペースが落ち始めます。後続に抜かされ始めました。フル終盤を走るときのように、あと10km、あと8km…とカウントしながらなんとか走っていきます。

7km過ぎで、同じクラブの人が折り返してきたので応援し、自分も元気をもらってペースがいったん戻りました。

1時間を切るための残りタイムを計算すると、今のペースではほぼ絶望的で、後はもうのんびり走ろうかと思い始めます。

10km~15km 18:51 (3:46/km)

11km 3:41
12km 3:49
13km 3:51
14km 3:47
15km 3:44

足に力が入らなくなってきますが、ペースは上がったり下がったりしています。

残り3kmになって、もしかしたらギリギリ1時間を切れるかもしれないというのが見え始め、必死で走り始めました。猶予はわずかなので、最後の給水は1秒を惜しんで通り過ぎました。

先ほど抜かされた覚えのある人たちを、再び抜かしていきます。

15km~16.09km 3:53 (3:33/km)

16km 3:35

残り1kmになるとゴールの陸上競技場が次第に近くなってきます。既に息も足もかなり追い込んでおり、川内優輝さんのように必死の表情で耐えながら最後のトラックを走り、ラスト1kmは再びスタート直後と同じようなペースで走れました。なんとかゴールの時計は59分台が見え、ゴールに飛び込みました。

グロスタイム・ネットタイム 59:43 (3:43/km)

ゴール後、近いタイムの人がインタビューを覚えていてくれたようで、「予告通り1時間切れましたね!」と話しかけてきてくれました。

ゴールの陸上競技場からスタートのメイン会場までは少し離れているので、雨の中クールダウンしながら歩いて帰りました。

赤いほどペースが遅い。スピードを出せたのは最初と最後だけ…。

レースを振り返って


最初に先頭集団につられて突っ込みすぎてしまい、レースとしてはペース配分に失敗しています。しかし、スピード練習として考えると、周りのペースとレースの雰囲気のおかげで、普段の練習ではとても出せないようなスピードで16kmを走ることができ、かなり追い込むことができました。

フルで2時間50分を切ったため、次の区切りは福岡国際マラソンの出場資格である2時間40分以内となりますが、そのためには3分47秒/kmで走る必要があります。 そのペースで16kmを走れましたが、既に普段以上に追い込んでなんとか出せた状態であり、あと26kmも維持することの難しさを感じました。

一方、1月にクラブに入会した時点では5km20分(4分/km)も切れなかった自分が、10か月後に4分/kmでフルを走れるようになったことを考えると、今回は既に3分43秒/kmで16kmまで走れているため、完全に手の届かない目標という訳ではないようにも思え、自信になりました。

もちろん、3時間10分→2時間50分の20分短縮と、2時間50分→2時間40分の10分短縮では後者のほうが格段に難しいとは思いますが、今後の練習の励みにしていきたいと思います。

2 件のコメント:

  1. これ、S田写ってますね(笑)

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    1. 完全に不意をつかれました。
      もっとぼかしを濃くしたほうがよかったでしょうか…。

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