出場のきっかけ
昨年はGWに仙台を旅ランしていたら、町中に仙台国際ハーフマラソンのお知らせが出ていて、気になっていました。また、ふと寄ったスポーツショップの店員さんに、仙台ハーフに出ると思ったと言われ(あなたのように走って買い物に来る人なら…と言われているような気がしましたが)、今年は出ようと思っていました。
北海道マラソンに出場することにしており、気温が急に高くなってくる5月上旬のレースを走ることで、夏のレースに向けた練習にしようという考えもありました。
レース前日
前日は、参加賞受け取りを兼ねて、仙台を19km走りました。ゆっくり走りましたが、足に多少の負荷を残した状態でのレースとなります。
レース当日
メイン会場の宮城野原運動公園には多くの人が集まっており、会場の雰囲気も盛り上がっていました。
宮城野原駅前。コースの準備が進んでいる。 |
宮城野原運動公園。コボスタもある。 |
陸上競技場はAブロックの陸連登録者専用となっており、別格の扱いを感じました。私も4月に陸連登録していたのですが、エントリーした1月時点では当日までに登録が間に合うかわからなかったため、一般参加にしていました。来年は陸連登録者としてここに帰ってきたいです。…来年も出るのでしょうか?
仙台市陸上競技場はAブロック専用。 |
スタートの整列も、Aブロックだけ専用の入口が設けられていました。一般参加者エリアを抜けてBブロックの整列に並び始めます。
整列もAブロックは専用の入口。 |
一般参加者エリアを抜けて整列に向かう。 |
当日の朝は東北なだけあって涼しかったのですが、 整列していると日差しを遮るものがなく、かなり暑くなってきました。また、スタート後もかなりの渋滞が予想されるので、今日は仙台観光のファンランのつもりで走ろうと思いました。
Bブロックに整列。日差しが暑い。 |
今回は、帽子とサングラスを初めて試しました。 これまで余計な物をつけると邪魔になりそうな気がしていたのですが、北海道マラソン完走に向けて、暑さ対策になりそうなものは試してみることにして、仙台で実戦投入のテストを行うことにしました。所属クラブやテレビで見る選手はOAKLEYのサングラスを使っている人が多かったので、マラソン用として信頼性が高いのだろうと思って私も買いました。
仙台国際ハーフマラソンは、宮城野原運動公園前をスタートした後、仙台中心部の青葉通りや定禅寺通りで緑のトンネルを抜けた後、 仙台駅東側を郊外に向けて走り、最後は陸上競技場に戻ってゴールとなります。前半はゆるやかな登りが続き、広瀬川を渡るときにアップダウンがありますが、中盤以降は下り基調でスピードが出せそうです。
やがて司会が終わると10時05分のスタートが近づいてきます。
スタート前。 |
号砲に向けてカウントダウンが始まります。…10、9、8、…パン!(号砲の音)
「えっ?」 というアナウンスの声が聞こえてきました。どうやら号砲がフライングしたようです。
レース展開
0km~5km 22:27 (4:29/km)
1km 4:49
2km 4:34
3km 4:12
4km 4:34
5km 4:18
先頭ではどのようにスタートしたのかわかりませんが、後方では普段通りスタートに向けて列がゆっくり動き始め、スタートラインを過ぎてから走り始めました。スタートロスは34秒。
Aブロックの後ろのほうは1時間40分ペースなこともあり、最初は渋滞の中をゆっくり走っていきました。スタートしてすぐに右折し新寺通りで道は広くなりますが、しばらく渋滞は続いており、なかなか抜かせません。もともと、暑さが苦手な私は暑い日にペースを上げるのは危険だったため、まわりに合わせて走っていきます。
新寺通りはゆるやかな登り坂ですが、渋滞のためか気になりませんでした。大通りに入って3km地点で最初の給水がありますが、混雑で取りにくかったです。
4kmで青葉通りに入りますが、大きな街路樹と、ビルの日陰で、朝のようなひんやりとした空気を感じ、快適に走れました。
5km~10km 20:44 (4:09/km)
6km 4:19
7km 4:14
8km 4:03
9km 4:07
10km 4:01
5km手前から広瀬川に向かっていったん下り、また登り返します。
7km過ぎから有名な定禅寺通りに入ります。大会HPにも使われている見どころで、沿道の応援も最高になります。勾当台公園の前を折り返したら、ふたたび定禅寺通りと青葉通りを戻っていきます。緑のトンネルの中を快適に走り、少しペースが上がり始めました。
10km~15km 20:00 (4:00/km)
11km 3:56
12km 4:01
13km 3:57
14km 4:05
15km 4:02
10km過ぎで、「この先、高橋尚子さんがいます!」というプラカードを持った人が。少し進むと、なんとQちゃん本人が道の真ん中でハイタッチをしてくれていました。私もQちゃんから元気をもらいました。
この先は新寺通りのゆるやかな下りに入ることもあり、ペースはどんどん上がっていきました。13km過ぎからは宮城野原運動公園の外側の道路を迂回していきます。
15km~20km 20:10 (4:02/km)
16km 4:02
17km 4:09
18km 3:55
19km 4:01
20km 4:05
ゴールの陸上競技場の入り口をいったん通り過ぎ、片道約3kmの折り返しのコースを走ります。少しして、トップ選手とすれ違いました。猫ひろしさんもいます。 川内優輝さんは苦しそうで少し遅れていました。
仙台駅の東側に来て日差しが戻ってきたこともあり、少しずつ苦しくなってきました。折り返してきて、20km手前で陸橋を登りますが、ゴールが近づいているので頑張って走りました。
20km~21.0975km 4:15 (3:52/km)
21km 3:55
残り1kmはラストスパートで再びペースを上げました。
宮城野原運動公園に戻り、最後は陸上競技場を半周します。青いトラックは気持ちよく、大舞台を走っている気分になって残り200mを駆け抜けてゴールしました。
ラストは陸上競技場。青いトラックが気持ちいい。 |
グロスタイム 1:28:10
ネットタイム 1:27:36 (4:09/km)
自己ベストを更新するつもりはなかったのですが、グロスタイムでも更新することができました。
陸上競技場のゴール。タオルを受け取る。 |
仙台の街を快走できた。 |
レース後
フィニッシャータオルを受け取り、一般競技者エリアに戻って完走証を受け取りました。会場ではBackstreet Boys の This Is Us がアルバムで流れており、このアルバムを聴くと仙台の都市型レースと完走の達成感を思い出すようになりました。
陸上競技場を後にする。 |
会場を後にし、山形の天童で温泉に入ってから、会津へ向かいました。翌日は猪苗代湖を走ってから帰ります。
天童最上川温泉ゆぴあ。 |
レースを振り返って
日差しが強くて前半は混雑していたので、今日は仙台観光のファンランに徹するつもりでスタートしたのですが、10km過ぎでQちゃんにタッチしてから調子が上がり続け、グロスでも自己ベスト更新しました。
道マラの暑さ対策に向けて、初めて帽子とサングラスを試してみたのが良かったみたいです。
陸連の部にして、レース用のシューズにしておけばもっと早く走れたかもしれないと思いましたが、記録への挑戦は秋の勝負レースと位置付けている猪苗代湖ハーフマラソンまでとっておきます。
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