2020年2月2日日曜日

第69回 別府大分毎日マラソン

今シーズンの本命レース。過去2回は失速してしまったリベンジを果たしに挑みました。



出場の抱負


別府大分毎日マラソンは、3年連続3回目の出場になります。

当初の2018年は初めての大舞台で自己ベストを狙う意気込みで参加しましたが、風邪をひいてしまい、出走はしたものの35kmで体調が悪化し大失速。

2019年はリベンジに挑み、25kmまでは2時間40分を切れるペースで突っ込みましたが、以後はまた失速してしまい、自己ベストは更新したものの悔いの残るゴールになってしまいました。

今シーズンは別大で2時間40分を切ることを目標に練習を積み、つくばでは余力を残して2時間42分台で走れたので失速への恐怖も克服しました。今年の別大マラソンこそ三度目の正直で悔いの残らない走りができるように臨みます。

失敗すればベスト更新ができなくなるリスクはあるものの、2時間39分台を目標に、今回は恐れず突っ込むことにしました。

レース前


例年同様、金曜の夜に別府入りし、土曜の昼にビーコンプラザで前日受付。

昨年と一昨年、25km以降でバテたのは前日に別府で走りすぎたことも原因のひとつではと考え、今年は走らずにバスで別府市内を移動しました。

別府入りしてとり天。

ビーコンプラザで前日受付。

ランナーの広場。

温泉で温まってから寝て起きると、寝坊して8時。別大は12時スタートとはいえ寝すぎてしまいました。

昨年よりも遅れて会場入り。

今日の大分は快晴。昨年よりやや気温は低いですが、日差しは昨年よりも強く、暑さが心配です。



レース展開


0km~5km 18:29 (3:42/km)

1km 3:42
2km 3:41
3km 3:38
4km 3:42
5km 3:46


例年同様、まわりは持ちタイムが同じくらいのランナーなのでスタート直後から流れに乗って走れます。

3:45/kmで流していくつもりでしたが、最初は想定より少し早いようなので、あまり足を使わないように少しずつペースを抑えていきます。

5km~10km 18:40 (3:44/km)

6km 3:42
7km 3:46
8km 3:45
9km 3:44
10km 3:43


ペースが3:45/km前後で落ち着いてきたので、このままゴールまで流すつもりで淡々と刻んでいきます。

10km~15km 19:00 (3:48/km)

11km 3:46
12km 3:48
13km 3:49
14km 3:52
15km 3:46


10kmの折り返しを過ぎると南に向かい、正面から日差しを受けますが、普段は30km過ぎから感じてくるエネルギー切れの前兆を早くも感じ始めました。

15kmを過ぎると調子が上がってくることもあるので、少し抑えながら様子を見ます。

15km~20km 19:41 (3:56/km)

16km 3:51
17km 3:54
18km 3:56
19km 3:59
20km 4:01


体力は回復せず、普段の35km以降のガス欠を早くも15kmで感じました。真夏の北海道マラソンでは10kmでバテてしまうこともありますが、冬のマラソンでこんなに早くバテることは初めてで、最初の10kmを飛ばしてしまったことか、あるいは先週の館山若潮との温度差に体が着いてきていないのかもしれません。

この状態で残り27kmも走れる気がせず、途中でリタイヤも視野にジョグに切り替えて行けるところまで行くことにしました。

20km~25km 19:57 (3:59/km)

21km 3:56
22km 3:55
23km 4:02
24km 4:04
25km 4:00



ハーフ通過は1時間20分08秒。最初の10kmが早かったぶん、ハーフ時点では自己ベストのつくばより1分近く早いですが、残りの体力ではキロ4分すら維持できそうになく、ベストの更新は絶望的です。

まわりのランナーにどんどん抜かされながら別大国道のシーサイドコースをどぼとぼ走っていきました。

25km~30km 20:24 (4:05/km)

26km 4:01
27km 4:03
28km 4:08
29km 4:04
30km 4:08



昨年までは大分市街に入ると毎回失速していましたが、今年も10kmから始まった失速がさらに遅くなってしまいました。

29kmで弁天大橋を渡り、ゴールの陸上競技場の前を通り過ぎますが、このまま回復の見込みがない状況で走ってもまともなタイムは出ず、あと12kmも走れるのか怪しかったので、ここでリタイアしようかと思いました。

しかし、タイムを確認すると、前半の貯金のおかげで残りはキロ5で走ってもサブ3はできるようなので、どうせなら生涯サブ3の回数を1回増やしておこうと思ってジョグでゴールを目指すことにしました。

30km~35km 20:56 (4:11/km)

31km 4:10
32km 4:12
33km 4:11
34km 4:11
35km 4:12


40m道路の代わり映えのしない風景の直線を進んでいきますが、ペースが落ち切っているため、1km毎が余計に長く感じてしまいます。

精神的によくないのでラップ確認をやめましたが、結果として落ちているなりにイーブンペースで走っていました。

35km~40km 20:54 (4:11/km)

36km 4:14
37km 4:08
38km 4:10
39km 4:10
40km 4:12


三海橋で折り返して陸上競技場へ戻っていきます。

前回まで2回連続で35km以降は身の危険を感じるような状態になりましたが、今回は早めに減速したぶん、気持ち悪いですが前回までほどひどい状況にはなりませんでした。

もう記録は狙えないので、無理しないペースを守って刻んでいきました。

40km~42.195km 8:43 (3:58/km)

41km 4:05
42km 3:58
42.195km 0:40 (3:26/km)


40kmで久しぶりに通過タイムを確認すると、30km以降の大失速は免れたようで、残りはキロ5でも2時間50分は切れるとわかったので一安心しました。

ここまで来ればもう体力切れを心配する必要はないので、少しずつペースを戻していき、陸上競技場のトラックに入ってからは少しでも順位を戻すために1人ずつ抜かしていきながらゴールしました。

ネットタイム 2:46:44 (3:57/km)
前半ハーフ 1:20:08 (3:48/km)
後半ハーフ 1:26:36 (4:06/km)

まともに走れたのは10kmまで。

レースを振り返って


気象も体調も悪くない条件だったにもかかわらず、10kmで早くもエネルギーが切れてしまう失敗レースになってしまいました。

敗因は判然としませんが、最初の入りが周りにつられてオーバーペースになってしまったことが最大の原因かと思われます。

ヴェイパーフライを履いてズームフライやズームストリークの自分に負けてしまった不本意なタイムではありますが、目標に向かって攻めた結果なので悔いはなく、まだ自分には2時間39分台の走力はないとわかりました。

とはいえ、過去の経験では前半から今回くらいバテたときは3時間1桁まで落ちていましたが、残り32kmをガス欠状態で走っても2時間46分台だったのは、シューズの性能に助けられたのかもしれません。

別府大分は今年で卒業しようかと思っていましたが、また来年のリベンジに向けて出直してきます。

また来年、這い上がろう。

レース後


大分駅まで歩いてから別府のホテルに戻り、風呂に入ってから反省会へ。

今日のホテルは湯舟でストレッチをする変な人たちが多数確認されました。

大分駅まで歩きながらランナーを応援。

大分駅。バスを待つより3km歩いたほうが早い。

来年の再起を誓って反省。

明日は別府一のビュースポット、十文字原展望台まで走ります。

今回の装備

  • Nike ZoomX Vaporfly NEXT%
  • Oakley Radarlock - Sapphire Iridium
  • GARMIN ForeAthlete 935
  • shotz 2本
  • スーパーヴァーム パウダー 2本
  • バンドエイド キズパワーパッド ひじ・ひざ用

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