2016年7月15日金曜日

鳥取砂丘 14km

鳥取の日本海沿いに広がる鳥取砂丘。遥か先まで見渡せる広大な砂場を自由に駆け巡りました。



鳥取に行く機会があったので、ぜひ有名な鳥取砂丘に行ってみたいと思っていました。時間がとれるのは早朝しかなく、当然まだバスも動いていません。ということで、鳥取市街地から鳥取砂丘までの往復を含めて走ってきました。


鳥取市街


昨日同様、早朝に起きてホテルを出発します。残念ながら天気は雨ですが、一昨日の京都ほどの大雨ではありません。せっかくの鳥取、次に訪れる機会はいつになるかわからないので、雨ですが決行しました。

小雨が降る中、早朝にホテルを出発。

まずは鳥取駅前から鳥取県庁に続く駅前通りの、若桜街道を走っていきます。商店街には歩道に屋根があり、雨に濡れずに走れます。

若桜街道。歩道には屋根がある。

鳥取市役所前。正面には久松山。

鳥取県庁前の突き当りを左折し、国道53号から標識に従って鳥取砂丘方面に走っていきます。

鳥取県庁前を左折。

国道53号を走っていく。

県道318号を右折。

鳥取砂丘の案内看板が出てくる。

途中で国道9号を横断します。国道9号は京都の烏丸五条で国道1号と接続しており、この道をどこまでも行くと東京と思うと感慨深いものがあります。ここから京都まで200km、東京まで700km。走るには厳しい距離ですね。

国道9号を横断。山陰を経由して京都と下関を結んでいる。

国道9号を渡ると登り坂が始まります。標高60mほどを登って砂丘トンネルを抜けると、目の前には鳥取砂丘が広がっています。

国道9号を過ぎると登り坂。

坂の途中から鳥取の市街地を見渡す。

登り坂を走っていく。

砂丘トンネルで登りは終わる。

砂丘トンネル。

トンネルを抜けるとすぐに交差点。

目の前に砂丘が見える。

鳥取砂丘


砂丘の入口はいくつかありますが、今回は交差点のところにある駐車場から入っていきました。

鳥取砂丘へようこそ。道から少し下ると駐車場。

鳥取砂丘周辺マップ。

駐車場のところにトイレがあり、一休みしてから、保安林を抜けると目の前には広大な砂丘が広がっています。

駐車場から飛砂防備保安林を抜ける。

砂丘が見えてくる。キツネのような動物が横切った。

保安林を抜けると砂丘が始まる。

遠くに見える日本海まで続いている。

遠くには馬の背と呼ばれる砂丘列が見える。

ここからは数kmに及ぶ広大な砂丘を走り回れます。砂丘には100mごとに杭が立てられており、現在地が書かれているので、GPSを持っていなくても迷わないようになっています。

遠くに見える杭を目印に進むと迷わない。

100mごとに立てられている杭。

杭の上には地図もあり迷わないようになっている。

これまで街を走る道路も、山を登る登山道も、道という線に沿って行動していました。しかし砂丘に道はなく、広大な面であり、自然の起伏を楽しみながら、好きなところへ走っていくことができます。

公園の広場も線ではなく面と言えますが、鳥取砂丘は規模が違います。早朝で天気も悪いため他の人は誰もいなかったので、砂丘を独り占めしながら走り回ることができました。

広大な砂丘を好きなところへ走っていける。

馬の背が見えてくる。

周りには誰もいない。

砂丘は起伏が激しく、馬の背と呼ばれる砂丘列は高さ50mあります。砂に足をとられながら、急斜面を走って登っていくとスピードが出せませんが、悪い足場を走るのでトレーニングにも適していると思いました。

馬の背を登っていく。

振り返ると自分だけの足跡。

馬の背に登ると、日本海からの強風が吹きつけていました。砂の粒が足に当たって少し痛かったです。しかし、雨と強風のおかげか、砂丘列の頂上では不思議な模様が見られました。

馬の背に登る。

急に日本海からの強風を感じるように。

雨と風が作り出す、不思議な風紋。

オアシスは干上がっている。

馬の背を走っていくと砂丘の東の端が見え、引き返して、日本海に沿って西から南西に向かって戻っていきました。

砂丘の東端が見え、引き返す。

日本海に沿って海沿いを走る。

西端が見えてきたので、南に向かう。

砂丘の急登がそびえる。

海から続く足跡。走っていることを実感。

砂丘を登ると、頂上に謎の塔。

いったん下って、また登る。

砂丘の南西にある出口から道路に戻りました。ここから振り返ると、砂丘全体がよく見え、広大さを感じました。

南西部から振り返ると、砂丘全体を見渡せる。

南西の出口から、駐車場を抜けて道路に戻る。

ここから入ったほうが、広大さを感じてわくわくしたかも。

鳥取砂丘こどもの国の前にある道路に出て西に進み、往路とは別のルートで鳥取市街に向けて戻っていきました。

鳥取砂丘こどもの国の前に出る。

林の中の道を走って戻っていく。

市街地に向けて下っていく。

浜坂の集落を下って麓へ。

袋川


浜坂の集落を抜けて下っていくと、県道183号に出ました。地図を見ると、ここから袋川沿いのサイクリングロードを走って戻れそうだったので、往路とは別の道から戻っていきました。

県道183号に出る。

ここから袋川沿いを走っていけそう。

弁天橋を渡ってサイクリングロードへ。

袋川沿いを走る。

国道9号は橋の下に歩道があり、珍しい。

鳥取市街地が近づいてくる。

鷹金山の麓を走る。

途中で国道53号を渡ると、そこからは土手が桜並木になっていました。道が狭いのでスピードを抑えて走っていきます。

国道53号を渡る。

土手は桜並木の歩道になっている。

旧袋川緑地 市民ふれあい散歩道。

袋川桜土手の桜並木。

桜の木の下を走っていく。

いくつかの橋を過ぎ、若桜橋の前にあるホテルに戻ってゴールになりました。

若桜橋に戻ってゴール。

天気は悪いが、先ほどより明るくなってきた。

コースのログ。砂丘では高低差が激しく足元も悪いのでペースが落ちる。

ランニング後


鳥取での用事を済ませてから電車で帰りますが、駅前にある「すなば珈琲」に寄りました。オープン当時、鳥取県は日本で唯一スタバがなく、県知事の「スタバはないがスナバがある」という発言をもとにオープンしたと聞いています。

軽食メニューが多く、ランチメニューはそこそこのボリュームがあります。鳥取に来なければ食べられないので、せっかくの機会なので昼食をとりました。

鳥取駅前にある「すなば珈琲」。

お得なランチセット。これだけあって税込540円。

鳥取駅から帰る。

スーパーいなばで岡山へ。

明日は大阪を走ります。

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