鳥取に行く機会があったので、ぜひ有名な鳥取砂丘に行ってみたいと思っていました。時間がとれるのは早朝しかなく、当然まだバスも動いていません。ということで、鳥取市街地から鳥取砂丘までの往復を含めて走ってきました。
鳥取市街
昨日同様、早朝に起きてホテルを出発します。残念ながら天気は雨ですが、一昨日の京都ほどの大雨ではありません。せっかくの鳥取、次に訪れる機会はいつになるかわからないので、雨ですが決行しました。
小雨が降る中、早朝にホテルを出発。 |
まずは鳥取駅前から鳥取県庁に続く駅前通りの、若桜街道を走っていきます。商店街には歩道に屋根があり、雨に濡れずに走れます。
若桜街道。歩道には屋根がある。 |
鳥取市役所前。正面には久松山。 |
鳥取県庁前の突き当りを左折し、国道53号から標識に従って鳥取砂丘方面に走っていきます。
鳥取県庁前を左折。 |
国道53号を走っていく。 |
県道318号を右折。 |
鳥取砂丘の案内看板が出てくる。 |
途中で国道9号を横断します。国道9号は京都の烏丸五条で国道1号と接続しており、この道をどこまでも行くと東京と思うと感慨深いものがあります。ここから京都まで200km、東京まで700km。走るには厳しい距離ですね。
国道9号を横断。山陰を経由して京都と下関を結んでいる。 |
国道9号を渡ると登り坂が始まります。標高60mほどを登って砂丘トンネルを抜けると、目の前には鳥取砂丘が広がっています。
国道9号を過ぎると登り坂。 |
坂の途中から鳥取の市街地を見渡す。 |
登り坂を走っていく。 |
砂丘トンネルで登りは終わる。 |
砂丘トンネル。 |
トンネルを抜けるとすぐに交差点。 |
目の前に砂丘が見える。 |
鳥取砂丘
砂丘の入口はいくつかありますが、今回は交差点のところにある駐車場から入っていきました。
鳥取砂丘へようこそ。道から少し下ると駐車場。 |
鳥取砂丘周辺マップ。 |
駐車場のところにトイレがあり、一休みしてから、保安林を抜けると目の前には広大な砂丘が広がっています。
駐車場から飛砂防備保安林を抜ける。 |
砂丘が見えてくる。キツネのような動物が横切った。 |
保安林を抜けると砂丘が始まる。 |
遠くに見える日本海まで続いている。 |
遠くには馬の背と呼ばれる砂丘列が見える。 |
ここからは数kmに及ぶ広大な砂丘を走り回れます。砂丘には100mごとに杭が立てられており、現在地が書かれているので、GPSを持っていなくても迷わないようになっています。
遠くに見える杭を目印に進むと迷わない。 |
100mごとに立てられている杭。 |
杭の上には地図もあり迷わないようになっている。 |
これまで街を走る道路も、山を登る登山道も、道という線に沿って行動していました。しかし砂丘に道はなく、広大な面であり、自然の起伏を楽しみながら、好きなところへ走っていくことができます。
公園の広場も線ではなく面と言えますが、鳥取砂丘は規模が違います。早朝で天気も悪いため他の人は誰もいなかったので、砂丘を独り占めしながら走り回ることができました。
広大な砂丘を好きなところへ走っていける。 |
馬の背が見えてくる。 |
周りには誰もいない。 |
砂丘は起伏が激しく、馬の背と呼ばれる砂丘列は高さ50mあります。砂に足をとられながら、急斜面を走って登っていくとスピードが出せませんが、悪い足場を走るのでトレーニングにも適していると思いました。
馬の背を登っていく。 |
振り返ると自分だけの足跡。 |
馬の背に登ると、日本海からの強風が吹きつけていました。砂の粒が足に当たって少し痛かったです。しかし、雨と強風のおかげか、砂丘列の頂上では不思議な模様が見られました。
馬の背に登る。 |
急に日本海からの強風を感じるように。 |
雨と風が作り出す、不思議な風紋。 |
オアシスは干上がっている。 |
馬の背を走っていくと砂丘の東の端が見え、引き返して、日本海に沿って西から南西に向かって戻っていきました。
砂丘の東端が見え、引き返す。 |
日本海に沿って海沿いを走る。 |
西端が見えてきたので、南に向かう。 |
砂丘の急登がそびえる。 |
海から続く足跡。走っていることを実感。 |
砂丘を登ると、頂上に謎の塔。 |
いったん下って、また登る。 |
砂丘の南西にある出口から道路に戻りました。ここから振り返ると、砂丘全体がよく見え、広大さを感じました。
南西部から振り返ると、砂丘全体を見渡せる。 |
南西の出口から、駐車場を抜けて道路に戻る。 |
ここから入ったほうが、広大さを感じてわくわくしたかも。 |
鳥取砂丘こどもの国の前にある道路に出て西に進み、往路とは別のルートで鳥取市街に向けて戻っていきました。
鳥取砂丘こどもの国の前に出る。 |
林の中の道を走って戻っていく。 |
市街地に向けて下っていく。 |
浜坂の集落を下って麓へ。 |
袋川
浜坂の集落を抜けて下っていくと、県道183号に出ました。地図を見ると、ここから袋川沿いのサイクリングロードを走って戻れそうだったので、往路とは別の道から戻っていきました。
県道183号に出る。 |
ここから袋川沿いを走っていけそう。 |
弁天橋を渡ってサイクリングロードへ。 |
袋川沿いを走る。 |
国道9号は橋の下に歩道があり、珍しい。 |
鳥取市街地が近づいてくる。 |
鷹金山の麓を走る。 |
途中で国道53号を渡ると、そこからは土手が桜並木になっていました。道が狭いのでスピードを抑えて走っていきます。
国道53号を渡る。 |
土手は桜並木の歩道になっている。 |
旧袋川緑地 市民ふれあい散歩道。 |
袋川桜土手の桜並木。 |
桜の木の下を走っていく。 |
いくつかの橋を過ぎ、若桜橋の前にあるホテルに戻ってゴールになりました。
若桜橋に戻ってゴール。 |
天気は悪いが、先ほどより明るくなってきた。 |
コースのログ。砂丘では高低差が激しく足元も悪いのでペースが落ちる。 |
ランニング後
鳥取での用事を済ませてから電車で帰りますが、駅前にある「すなば珈琲」に寄りました。オープン当時、鳥取県は日本で唯一スタバがなく、県知事の「スタバはないがスナバがある」という発言をもとにオープンしたと聞いています。
軽食メニューが多く、ランチメニューはそこそこのボリュームがあります。鳥取に来なければ食べられないので、せっかくの機会なので昼食をとりました。
鳥取駅前にある「すなば珈琲」。 |
お得なランチセット。これだけあって税込540円。 |
鳥取駅から帰る。 |
スーパーいなばで岡山へ。 |
明日は大阪を走ります。
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