2017年9月10日日曜日

第42回 シベチャリマラソン

日高山脈と静内川の雄大な風景を眺めながらハーフを走りました。



出場のきっかけ


今年も北海道マラソンからそのまま北海道の旅ランに行きたいと思っていましたが、道マラ後は都合がつかず、また昨年は道マラの疲労が大きく、数日は十分に旅ランを楽しめませんでした。

それならば、今年は北海道の旅ランを2回に分けてしまおう、ということで第二部に旅立つことにしました。

北海道上陸後に開催されるレースを調べてみましたが、この週は3年前と同様、滝川市の「たきかわコスモスマラソン」と新ひだか町の「シベチャリマラソン」が開催されるようです。

3年前はどちらに出るか悩んだうえで滝川を選び、雰囲気が良かったので3年ぶりに出場しようかと思いましたが、まだ出ていないシベチャリも経験したかったことと、2015〜2016は2年連続で時計回りだったので、今年は3年ぶりに反時計回りにしたく、最初に新ひだかへ行くことにして、シベチャリを選びました。

部門は5km、10km、ハーフなど色々ありますが、せっかく初めての風景を走るので最も長いハーフにエントリーしました。

レース前日


例年同様、フェリーで夜に苫小牧入り。

ちょっと遅い夏休み、

苫小牧のみよしので夕食をとってから静内に移動しました。

北海道に上陸したらまずはみよしの。

レース当日


静内のすき家で朝食をとってから会場入り。

昨夜からの雨は止み、今は曇っていますが、これから昼までには晴れる予報のようです。

静内で朝食。これから天気は回復しそう。

メイン会場は静内川緑地公園のスケートリンクですが、小規模な大会なこともあり、リンク目の前の駐車場に車を停められました。スタート時間が近づくと混んできて河川敷は車で埋まってきましたが、それでも都市部のレースと比べるとアットホームな雰囲気です。

会場入り。

会場近くにすんなり駐車。

スケートリンクのこじんまりした会場。

前日には受付の他に交流会があり、参加費無料で地元の料理を食べられたようなのですが、フェリーの時間の都合で参加できず、当日受付でゼッケンを受け取りました。

参加賞は日高昆布の詰め合わせ。日高ならではです。

大会プログラムの競技者注意事項には「馬が放牧されている場合がありますので、大きな音や声を出さないようお願いします。」と他では見られない項目がありました。

ナンバーカード受付。

開会式が近づくと車も増えてきた。

開会式。


開会式のあと、スケートリンクでアップをしてから並び始めようとしますが、10分前になっても誰も整列しません。北海道マラソンのようなピリピリとした雰囲気はなく、5分くらい前から和やかに整列が始まりました。

スケートリンクでアップしてから整列。

スタート前には審判から「号砲が鳴らなくても9時30分になったらスタートしてくださいね〜」とコメント。やはりのどかです。

ハーフのコースは静内川に沿って上流の二十間道路を折り返し、スタート地点のスケートリンクまで戻ってきます。前半は緩やかな登り、後半は緩やかな下りになります。


レース展開


0km~5km 19:52 (3:58/km)

1km 3:43
2km 4:03
3km 4:00
4km 4:01
5km 4:06


先頭から号砲とともにスタート。きちんと定刻に鳴りました。

スケートリンクを半周してから静内川の河川敷を上流に向かって登ります。

スタート直後は先頭集団につられて一緒に走りましたが、ハーフを走るには早いペースだったため少しずつ落としていきました。

人数が少ないこともあり、2kmを過ぎる頃にはランナーはばらけて順位はほぼ固定し、以降はゴールまで自分のペースで走っていきます。

5km~10km 20:57 (4:11/km)

6km 4:07
7km 4:17
8km 4:15
9km 4:05
10km 4:14


あまりペースが上げられず、体感的にはフラットですが緩やかな登り坂になっているのだろうかと思いましたが、新しいガーミンの表示項目に標高を設定していなかったので判断できませんでした。

6km過ぎからははっきり認識できる登り坂が始まり、さらにペースが落ちます。

4ヶ月前の仙台が81分だったので、気温を考慮してもせめて85分は切るつもりでしたが、後半で下りになったらペースを上げようと思って耐えていきました。

8km地点を右折すると傾斜が緩くなり、9km手前を左折して二十間道路桜並木に入ります。名前のとおり広々とした並木道で、春には桜の名所でもあるようです。

10km~15km 20:24 (4:05/km)

11km 4:13
12km 4:02
13km 4:07
14km 4:06
15km 3:57


10km過ぎで折り返していきますが、下りに転じたはずなのにペースが上げられず、傾斜が緩いせいか登っているのか下っているのかわかりませんでした。後半になって晴れてきたので、日差しを感じていることもあるかもしれません。

14km過ぎからはっきりした下りになり、ここしかないと思ってペースを上げ始めます。

15km~20km 20:24 (4:05/km)

16km 3:57
17km 4:07
18km 4:08
19km 4:04
20km 4:09


下りでペースを上げていましたが、15km地点を右折すると登りになり、短い区間ですがまたペースが落ちてしまいました。

そこからゴールまでは緩やかな下りで力を振り絞っていきますが、思うようにペースが回復しません。

地元のかたがゼッケン番号から名簿を調べて応援してくれており、「iさん頑張って!千葉からご苦労さま!」と声をかけて頂きました。

20km~21.0975km 4:09 (3:47/km)

21km 3:49


ラスト1kmくらいは頑張って仙台ハーフのスピードを出そう思ってスパートをかけます。2km以降ずっと順位の変動はありませんでしたが、最後に1人抜かしました。

スケートリンクに戻り、半周したらゴールです。陸上競技場のトラック発着の大会は多いですが、スケートリンクは初めてなので新鮮です。

ラストはスケートリンクを半周。

普通の大会では入賞者しかゴールテープを切れませんが、ランナーの間隔が長いこともあり、9位の私でもゴールテープを切らせてもらえました。

一人ずつテープを切りながらゴール。

グロスタイム 1:25:46 (4:04/km)

完走証。8位は逃した…。

レースを振り返って


2週間前の北海道マラソンで不調だったため、秋のフルに向けて85分くらいは切りたいところでしたが、及びませんでした。

前半の坂と後半の日差しで思うようにペースを上げられませんでしたが、同じくらいの気温でもっと高低差の激しい天童でも85分は切れていたので、北海道マラソンの疲れが残っているのか、あるいは昨年より走力が落ちているのかもしれません。

次回フルのつくばまで2か月半。春のスピードと夏のスタミナを秋に融合させ、今年も2時間50分を切るための走力を取り戻していきたいと思います。

新ひだかの雄大な風景と、のんびりした雰囲気を楽しめた。

レース後


大会プログラムには静内温泉の無料チケットがついていたので、レースの汗を流しました。

静内温泉の無料入場券とアイス引換券。

静内温泉。やはりランナーで混雑。

道東方面に移動していきますが、せっかくなのでまだ行ったことがなかった襟裳岬に寄ってみました。

襟裳岬は風の強い日が多いらしく、風の館では風速25mの体験コーナーがありました。試しに向かい風で走る体験をしてみましたが、全然前に進みません。逆に追い風になると羽が生えたように軽く走れました。

襟裳岬。日高山脈がそのまま海へ入っていくよう。

風の館で風速25mを体験。

襟裳岬から釧路まで太平洋沿いを移動します。

黄金道路で釧路方面へ。

午後は天気がいい。

ナウマン国道で夕陽。

釧路でスパカツを食べてから、せっかく晴れているので摩周湖へ行き満天の星空を眺めました。

摩周湖の月明かりと星空。

月と反対側の屈斜路湖方面のほうが星がよく見える。

明日は根室を走ります。

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