旅ランとマラソン日記: たきかわコスモスマラソン 2014

北海道滝川市で開催された「たきかわコスモスマラソン」に出場しました。夏の北海道旅行でご当地のレースに出場し、中空知の風景や食事を楽しむことができました。

夏のハーフは初めて走りましたが、やはり日差しに体力を奪われ、冬と比べてペースが落ちてしまったものの、1時間32分47秒で完走し、極端に崩れた訳ではないのでまずまずの結果でした。

出場のきっかけ

昨年は北海道で初めての旅ランをしたらとても楽しかったので、今年も北海道各地を巡りながら走る旅をしようと思い、1週間の休みをとってフェリーを予約しました。

地図を見ながら、どこを走ろうかなと計画を練っていきましたが、どうせなら地元のレースに出場できないかと考え、旅行期間中に北海道内で開催される大会を調べました。

検索の結果、9月7日（日）に新ひだか町で「シベチャリマラソン」と、滝川市で「たきかわコスモスマラソン」が開催されるようです。どちらも複数の部があり、最長はハーフマラソン。ちょうど北海道上陸2日目で、レースを走ってから道内各地へラン旅に出かけるのによさそうでした。

どちらに出場しようか悩みましたが、滝川のほうがやや規模が大きくてお祭り感を楽しめそうだったこと、また北海道の地理的な中心に近いので翌日以降の天気によって道東方面にも道北方面にも行けそうだったことから、「たきかわコスモスマラソン」にエントリーしました。

レース前

前日の夜にフェリーで苫小牧に到着し、そこから滝川に近い歌志内へ移動して泊まりました。

フェリーで苫小牧に上陸。今年も北の大地を走る。

「かつてん」で翌日のレースに向けてスタミナ補給。

夜のうちは雨が降っていましたが、朝になると晴れてきて、いい天気になりそうでした。反面、暑さが厳しくもなりそうです。

歌志内から滝川へ。晴れて暑くなりそう。

滝川に移動し、すき家で朝食をとってから、スタート会場の「滝の川公園」に入りました。地方のレースだけあり、会場の公園にある駐車場へ普通に駐車することができました。

滝の川公園の会場。

会場案内図とコース案内図。

公園内の体育館で受付をしてゼッケンを引き換え、会場でスタートを待ちます。

体育館でナンバーカード引換。

スタートを待つ。会場は人が増えてきた。

1kmの部を見守ってから、ハーフの部が整列となりました。

1kmの部が終わるとハーフの整列が招集。

スタートしたらすぐ左折し国道12号を走るコース。

レース展開

0km～5km　21:15　（4:15/km）

1km 4:15
2km 4:11
3km 4:15
4km 4:20
5km 4:14

スタートしたらすぐに左折して、国道12号を走っていきます。沿道の応援とまわりのペースに誘われ、サブ3のペースで入っていきました。

1.5kmで国道を右折し、滝川の住宅街を走っていきます。いくら北海道が本州より涼しいとはいえ、夏にしては速すぎるペースで最初を走ってしまったため、少しずつペースが落ちていきました。

5km～10km　22:12　（4:26/km）

6km 4:24
7km 4:24
8km 4:24
9km 4:25
10km 4:33

滝川の住宅街を抜け、水田地帯を走りながら石狩川に向けて走っていきます。

広大な水田地帯と、遠くに見える山が、北海道らしい雄大な風景に感じます。しかし、日差しの暑さに体力を奪われていき、さらにペースを落としていきました。

10km～15km　22:00　（4:24/km）

11km 4:26
12km 4:20
13km 4:23
14km 4:27
15km 4:26

コースは石狩川の河川敷に入り、次第にトップ選手が折り返してきてすれ違います。

やはりハーフとはいえ、夏の気温と日差しで受けるダメージは大きく、辛くなってきました。給水所で水を飲んだりかぶったりしながら完走を目指して走っていきます。

15km～20km　22:26　（4:29/km）

16km 4:29
17km 4:27
18km 4:32
19km 4:30
20km 4:30

16km過ぎでいったん折り返し、水田地帯を抜けてから、19km手前で函館本線の下のトンネルを登っていきます。登りが終わると19kmで市街地に入り、ゴールが近づいてきます。

維持できるスピードで、一定のラップタイムを刻んでいきました。

20km～21.0975km　4:47　（4:22/km）

21km 4:22

ラスト1kmは国道12号の広い道を滝の川公園に向かって走ります。最後にゆるやかな下り坂になりペースを上げました。

左折して滝の川公園に入っていき、折り返して体育館の前でゴール。

グロスタイム　1:32:40　（4:24/km）

滝の川公園のゴール。最後は曇ってきた。

ログ。中盤はずっとペースを上げられなかった。最後だけはスパート。

レースを振り返って

暑さが苦手なので夏の練習では長距離が走れませんでしたが、レースの雰囲気と、本州よりも若干涼しい気候でなんとか完走できました。秋のベストタイムよりは遅くなりましたが、大きくは崩れずに、まずますの結果だったと思います。

いつかは北海道マラソンに出てみたいと思っていましたが、暑さが苦手なのでこれまでエントリーしていませんでした。今回は、北海道マラソンから1週間後の道央でほぼ同じ気候の中を走ったらどうなるか試す目的もありました。21kmでもかなり消耗しましたが、もっとペースを抑えれば、同じような気候でも42kmを走れるかもしれないと感じ、来年は北海道マラソンに出ようと考えました。